日刊工業新聞連載コラム「異見卓見」もくじ

カテゴリー : イノベーション

約半年間連載していた新聞記事をまとめて、もくじにしておきます。拙論を発表する機会を与えていただいた日刊工業新聞さま、ありがとうございました(^∀^)

日ごろ、問題意識を持っていると自覚していることも、いざ、文章を書きはじめて記事原稿にしてみると、その問題意識がぼやっとしていたり、整理整頓されていないことが多かったのです。おおいに反省しました。

執筆依頼はfacebook経由からです。そんな流れもあったので、facebookでちょこっと問題を提起して、いろいろな意見を募ったり、井戸端会議に付き合ってもらいました。そこでの楽しくも知的刺激に満ちたワイワイ、ガヤガヤ、けんけん、がくがくが新聞記事になったという感じです。結果として、アイディアを濾しだしたり、イシューをまったく別の角度から見ることができて、よかったと思います。

新聞記事やブログは、どちらかというと、一方通行的なメディアになりがちです。でも、SNSは使い方によってはアイディアや関係性を創発させるためのメディアとなるでしょう。面白いですね。

第1話 「市場創造、裏舞台に注目を~ものことつくり経営~」

第2話 「地縁、血縁、社縁の復興を~社会イノベーションのすすめ~」

第3話 「アフリカに広がる5S・改善~日本が忘れた有効性伝搬~」

第4話 「出る杭に起業パワー: 創造的奇人変人のすすめ

第5話 「文明転換期のモノコト作り~サービス化する製造業

札幌→知床岬人力移動記<総もくじ>

カテゴリー : 札幌→知床岬人力移動記

2012年の夏は大変クリエイティブなものでした。札幌から知床岬の最先端まで、すべて人力のみで移動するというアイディアを、自転車、シーカヤック、徒歩縦走という手段で実行に移してみました。

その記録です。

札幌から知床岬まで全行程人力移動の旅(1)~女満別からウトロへ~

札幌から知床岬まで全行程人力移動の旅(2)~知床峠から相泊へ~

札幌から知床岬まで全行程人力移動の旅(3)~知床岬海岸線縦走1日目~We are in Shiretoko once in a blue moon.

札幌から知床岬まで全行程人力移動の旅(4)~知床岬海岸線縦走2日目~禁断の岬~

札幌から知床岬まで全行程人力移動の旅(5)~知床岬海岸線縦走3日目~ヒグマとの遭遇~

羅臼から根室、そして札幌へ(6)

 

From Pass To 移動距離 (km)
札幌駅   奈井江温泉 80  
奈井江温泉 山辺駅 105  
山辺駅 狩勝峠 上士幌町 140  
上士幌町   オンネトー 110  
オンネトー 足寄峠、美幌峠 美幌 135  
びほろ後楽園 ウトロ 101  
ウトロ 知床峠 相泊 62  
シーカヤック   10  
徒歩     20  
羅臼内移動   5  
羅臼内移動 別海 5  
別海   根室 159  
         
合計移動距離   932  

 

                 ***

道中、いろいろな素晴らしい会話、アイディアの創発があり、これらは、霊妙なあちら側の世界から、世俗的なこちら側の世界に帰ってきてからあるものは急激に、あるものはボチボチと実現つつあります。

どうも、あちら側とこちら側というのは、シンクロナイズしているようで、共鳴しあっているような・・・。

recreation・・・・

ほんもののrecreationを目指したいものです。

                 

『オーラルマネジメントに取り組もう 高齢期と周術期の口腔機能管理』

カテゴリー : No book, no life.

 Photo: 本日、解禁!<br /><br />
出来立てほやほや、少し青くてフレッシュな、『オーラルマネジメントに取り組もう  高齢期と周術期の口腔機能管理』(デンタルダイヤモンド増刊号)が、本日発行となります、何卒よろしくお願い致します!!<br /><br />
私は、編集担当として、脳卒中のオーラルマネジメント、エッセイ、Q&A、最終章、第4章の『歯科以外の職種・現場が期待するオーラルマネジメント』を担当させて頂きました。<br /><br />
この第4章の執筆を分担された、医師、MOT教授(医療コンサルタント)のみなさんは、全国在宅歯科 ・医療連絡会のメーリングリスト参加され、この3年間の交流、意見交換を通して、適格な提言、アドバイス、コンサルティングを頂戴しており、ぜひ、ご覧頂けましたら幸いです。<br /><br />
急性期医療、回復期リハビリ、地域医療、地域包括ケアという、大海へ漕ぎ出すための、羅針盤が本書の、役割のひとつでもあります。

今度、拙文を寄稿した本のナレソメはちょっと変わっている。なんとメーリングリストから生まれた本なのだ。

専門的な話はこの本に譲るとして、僕は、健康・医療サービス、サービス・イノベーション研究、分野横断的ものことつくりの専門家(?)として、一般社団法人「全国在宅歯科医療・口腔ケア連絡会」というネットワーク組織のアドバイザーをボランティアでやっている。

北海道から沖縄まで、歯科医、医師、歯科衛生士、看護師、栄養士、作業療法士、介護福祉士、大学教員、コンコンサルタント・・・・いろいろな医療系の専門職が、オーラルケアについて、ああだ、こうだ、ワイワイガヤガヤやっているうちに、本を書こうという話が持ち上がり、紙媒体を提供する出版社=デンタルダイヤモンドと御縁が生じ、今年の始めくらいから、企画ができ、拙文1本を提供したというものだ。

一冊の本を書くには、それなりの新しい知見、独創的なアイディア提案、最新動向への洞察、類書にはない切り口・入口の新規性が問われる。

これらの作業をひとりでやるとなると、けっこうシンドいのだ。でも、ネットの時代では、複数のプロフェッショナルが、濃度・密度の濃い、コンテキスト(文脈)に立ち、動態的にイシューを分かち合い、イシューに密接に関係する粘着力が強いコンテンツを紡ぎだすことができる。

おりしも、医療界では「チーム医療」の大合唱だ。口腔ケアという領域でも、もちろん新しいカタチのチーム医療が強く要請されている。そんな状況に投げ込む本も、やはり、チームアプローチ=チームによる価値共創があっている。

編集という知のデザインは、イシュー(コンセプチュアルなテーマ)Xコンテキスト(文脈、流れ)Xコンテンツ(論点、方法論、方法、提言、分析、オピニオンなど)の掛け算だ。医療のような変化が激しいイシューに取り組むには、ダントツのライターが一人で得組むよりは、複数の専門分野を持ったプロが、集合知を出し合って取り組むほうが、結果として、いいアウトプットをエレガントに濾しだすことができる。

このような下地に、ネットは実によくマッチするのではないか。

そうした知がやがて臨界域にまで達すると、たぶん、集団的な表現欲求も一皮むけて、新しい媒体を得るに足るくらいのエネルギーを持つにいたるということなんだろうか?

いずれにせよ、新しいコンテキストに新しいコンテンツが乗るっていることを体感した。内容もさることながら、新しいwriting styleを得たのはけっこうな歓びである。