2019北海道自転車キャンプ・ツーリング装備

<羊蹄山の麓、京極のキャンプ場にて>

2019年の自転車キャンピング装備の記録。

毎年夏の北海道自転車ツーリングでは、アウトドアサバイバルツールを一式積んで野宿生活。ツーリング自転車という自転車の車種には、生活を積んで移動し、その日の目的地で露営して過すという特殊性がある。

なので、キャンピングの装備を搭載したツーリング自転車は、人力移動生活のためのシステムだ。汗をかいて一日中走り、温泉に入って、自炊をして、あとは地べたに寝っ転がって寝るという目的に対して合理的であることが肝要。

贅沢とは、シンプルで質素なアウトドアライフのそこかしこに静かに転がっているものだ。そういった贅沢を見つけるためには、かえってモノが少ないほうがよい。

さて、キャンプをするとなると、テント、寝袋、マットのほかに、自炊のためのバーナーやコッヘルなどいろいろとブツが増える。ただし、ここで物欲に安直に流されてしまうと、余計なモノで溢れ重量がかさんでしまう。なので、装備は、必要最低限もモノでシノがなければならない。その結果、アウトドア生活のシステム類は、全部1つの輪行袋の中に納まるくらいの分量だ。

その内訳は、細かなモノを除くとこんな感じだ。

オーストリッチ特大パニアバック (37リッター×2 )は便利だ。4サイドのサイドバッグよりも大容量。以下が無理なく収納でき、あまりのスペースさえ生まれる。
✅ アライエアライズ3人用(20年以上修理しながら使っている登山と旅の相棒。対角線上に横になる。大きいのでリラックスできる)
✅  シュラフ(シュラフカバーはゴアがいい)
✅  180cmエアマット(枕と本体一体型)
✅  サイクルパンツ(膝までカバー)
✅  防寒用フリースとタイツ
✅  サイクルアンダーショーツ
✅  下着 2X2
✅  Tシャツ
✅ 万能タオル
✅  ゴアテックス雨具
✅ ゴム草履(キャンプ場から温泉に行くときなど重宝)
✅  EPIガスバーナー金具 (エピガスは千歳の街でゲット )
✅  食料とコッヘル


オーストリッチフロントバック(F-702型) 240mm×270mm×200m の大きさで14.5リットル収納できるので、以下のモノを余裕で格納できる。
✅  アルミ製電気ミニランタン 
✅  ヘッドランプ(夜間走行やキャンプ時に使う)
✅  工具一式
✅  防寒雨天用グローブ
✅  携帯 充電デバイス
✅  軍手 ✅   マップル、筆記用具 ✅ 輪行用金具   ✅   財布 ✅ 行動食  ✅ 書物

登山用の大型ザックでも65リッターが最大級。 パニアバッグとフロントバックで合計88.5リッターもの荷物を収納する。

輪行袋の中身はこんな感じ。フレームを中央に配置して、前後のホイールでフレームを挟む。いわゆるフォーク抜き輪行。するとそのなかにはかなり広大な空間ができる。その空間に、寝袋、着衣、食料、テントなどを押し込めば、通常の輪行と大差なく15kg程度のキャンプ道具も輪行袋の中に納まる。

3年前から、輪行用のストラップベルトの代わりにマルト(MARUTO) 車輪固定フック(3本) 34633を使っている。700円で3本。具合よく重宝している。

輪行というのは、自転車を分解して電車などの輸送手段で移動するのが常だが、近年は札幌あたりから宅急便で自宅に送るのが常。規定のタテ、ヨコ、奥行きの寸法に収めれば輸送量は3500円以内に収まる。

当面のところ、このようなスタイルが続きそうだ。秋から冬にかけては、いろいろと改善点を洗い出して、2020年に向けて、自転車キャンプツーリングを進化させるべく、いろいろなシステムに創意工夫を凝らしたいものだ。

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