山口県防府でひらかれた日本手術看護学会・中国地区大会にて「巨大変化に対応する~超高齢化社会で担う周術期看護の役割~」というお話を基調講演でさせていただいた。前日の11頃に飛行機、バス、在来線を乗り継ぎ、防府になんとかたどりつき、講演を終えて10分後には再びタクシーで宇部山口空港へ。
弾丸のごとし(汗)
以下忘れないように、講演要旨をコピペ。
超高齢化社会で担う周術期看護の役割~私たちが準備すべきこと~
日本の医療サービスの在り方は激変期を迎えている。その中でも周術期看護には以下のイノベーションの波が押し寄せている。
①術式のイノベーション
②周術期患者フローマネジメントのイノベーション
③周術期ビッグデータのイノベーション
④安全管理のイノベーション
⑤情報、とくにビッグデータのイノベーション。
これらのイノベーションが加算複合して変化を呼び寄せ、さらに加算され複合された変化はイノベーションを呼び寄せる。
しなしながら、イノベーションの契機が進展すればするほど、リスクも増大してゆくことを忘れてはいけない。イノベーションとリスクは表裏一体なのである。よって、これらに対応するためには、周術期看護師には以下のことが問われる。
①複雑なイノベーションに対応しつつ、リスク管理の一翼を積極的に担う。
②前例や形式を否定して新機軸を生み出すこと。そして新機軸に対応すること。
③変化を先取りして試してみる試行錯誤。
④自分とは関係ないと思えるような異分野、異界、異質なモノコトと関わりを持ち、首を突っ込むこと。
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