幸福かどうか、なんてどうでもいい?

「人生の下り道をゆっくりと歩きながら、原稿用紙に文字を埋めてゆく。その静かな幸福感を道連れに、風のように生きてゆきたい」(p15、五木寛之)

「心の持ち方次第で、幸せにも不幸せにもなる。その強さがあるからこそ、人間はどんな仕組みの中でも生きていこうとする」(p71、浅井新平)

「テレビは架空の幸福の形を提供しつづける。それらを鵜呑みにすることで、逆に幸福から遠ざかってしまう」(p75 阿久悠)

「山あり谷ありの人生のなかでの喜びも、そして悲しみも、ほどほどがいいのではないかと私は思っています。幸福は追い求めすぎると見えなくなる」(p137 藤本義一)

「私は幸福論など語ろうと思わない。むしろばかげている。・・・今が幸せかどうかなどと考えることはまったく無意味なことです。・・・それより、今取り組んでいること、抱えている問題と必死に闘うことです」(p174 養老孟司)

「世間の常識にとらわれない生きたかを」 (p176 養老孟司)

「日本では経済的な不況に見舞われ、会社をリストラされたり、ローンの返済に追い詰められたりしています。でもそれは、貧困などというものとはほど遠い。本当の貧困とは、今日食べる食べものがないということなのです。・・・本当の貧困を日本人は知らない。貧困を知らないと、貧困をゆるさないということになる。幸せでいることに慣れてしまうと、不幸せになることが許せなくなる。自分の一生はいつも幸せでなければいけないと思い込んでしまう。この誤った感覚が、日本人をどんどん不幸せにしている」(p155 曽野綾子)←◎ですね。

 

 

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