白川郷、合掌創りの家々

<合掌づくりの家々>

金沢から車で1時間くらい走って山々を越えると、白川郷に着く。

周辺は山々で、名古屋方面からも、富山方面からも自転車では行きづらい場所なので、長年、行こう行こうと思っていながらも行けなかった場所だ。

1995年には五箇山と共に白川郷・五箇山の合掌造り集落として、ユネスコの世界遺産(ジャンルは文化遺産)に登録されたので、今や中国をはじめアジアからも観光客が大挙して押し寄せる観光地となってしまった。

だだっ広い駐車場には、所狭しと観光バスが林立。そこから吐き出された人、人、人の波。こうなると、山間のTokyo Disneylandか、とでも揶揄したくもなる。でも、観光客が落とすお金はいい現金収入になるはずなので、やはり世界遺産になった恩恵は地元にとって大きいものなのだろう。

でも、賑わう人通りを100メートルほど裏道に入れば、なるほど、閑静な里山に合掌造りの家々が、寄り添うように並ぶ風景がそこかしこに広がる。これはこれでいい風景ではある。

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