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ケア/ウェルビーイング

重厚感溢れる「ケアの社会学」

やっと読み終えた重量感溢れる一冊。497ページで1ページ2段構えのテキスト構成という大部な本だ。社会学という切り口からケアを見つめ、よいケアとはなにかを徹底的に論述している。 さまざまな先進事例、成功事例、失敗事例が丹念な記述で紹介さ...
雑書放浪記 No book, No life

日本の戦略的思考ー歴史から学ぶそのミクロ性とマクロ性ー

  2009年にMOTを修了した卒業生の石川さんから一冊の本を贈呈された。彼は東工大を修了してから横浜ゴムで材料研究室長、技師長などの立派なキャリアを積み、定年退職してからMOTに入ってきた。当時の授業は田町でやっていたので、夜な夜な飲み...
ランニング

ハーフマラソンを初めて走った話

ハーフマラソン大会(2013千葉県民マラソン大会)に初めて出て走ってきた。 老若男女が号砲とともにいっせいに走りだし、だんだんと一本の帯みたいになってゴールを目指す。その長い帯の中の、ほんの一粒になってひたすら走ってきた。感動的な体験...
アントレプレナーシップ

フィンランド産業のコメは起業&イノベーション

ムーミンを生んだ国、フィンランド・ウオッチャーとしても今年は記念になる年だ。 Global Competitiveness Report 2012-2013によると、フィンランドのThe Global Competitiveness ...
雑書放浪記 No book, No life

ワーク・シフト

こないだLondon Business SchoolでMBAを取った友人と酒を飲みながらワイワイ雑談していたら、この本の著者リンダ・グラットンの話になった。 おいおい、その友人は20数年前に、直接若かりし頃の女史が講ずるOBやHRMの...
雑書放浪記 No book, No life

フィンランドの国家イノベーションシステム

アメリカで大学院生活を送っていた時、サマー・インターンでヘルシンキ大学にしばらくいたことがある。その時は、健康・医療・福祉政策と現場のプライマリーケア・デリバリーシステムの関係の変化を重点的に調べていた。そんなこともあり、米国、フィンラ...
医療サービスイノベーション

起業家助産師

社会貢献活動の一貫として、日本助産師会などで、助産師の起業や院内起業=院内助産師施設の立ち上げなどについて何回か講演してきた。 その聴衆の中に、目を輝かせながら参加している国保旭中央病院の元・看護部長の斉藤葉子さんがいた。以前、この病...
よもやま話、雑談

キャンピング道具の整理整頓!

このところ、ランニングをトレーニングメニューにとりいれて毎朝走っている。 来月にはハーフマラソンの出走が内定していて、せっせと走っておかなければ当日キツイことになるのは目に見えているのだ。 なので、ここ2カ月はランニングで毎月120...
デザイン思考

年末あれこれ

(年末、書斎におさまった我がアルプス号) 師走。 やっと年内の授業、招待講演、学会発表、コラムなどの仕事が一段落して、書斎の5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)を敢行し、自転車を整備した。とはいえ、まだヘビーな英文原稿(ある本の1章分...
ランニング

嗚呼、ランニング

このところ、けっこうランニングにハマりつつある。 じつは、こないだ早稲田駅伝というイベントが国立競技場であった。土曜日に仕事がはいっていなければ、みんなといっしょにタスキをかけて走っていたところなんだが、そうもいかず、応援にまわったの...
自転車ツーリング

創部50周年記念パーティは男だけの世界・・・

学部時代にメンバーだったサイクリングクラブの創設50周年記念パーティーに行ってきた。総勢200名の大パーティである。(当日参加者によるブログ、その1、その2、その3) 1962年に創設されたクラブなので、年配の卒業生はすでに70才を越...
自転車ツーリング

ゴアテックス・ギアのコスパ

自転車、登山などのアウトドア活動を行うに当たって最も大事なウェアはなにか? 雨具だと思う。 なぜなら、嵐、雨天に遭遇して体温が低下すると死に直結するからだ。死というクリティカルな状況に至るパスをマネジメトするウェアが雨具だ。 もち...
モノ書き

今は昔の皮と紙の古典古代的「手帳」

Grad. schoolを終えた年から2008年まで20年使ってきたCoachのスケジューラ。BostonのNewbury streetあたりで求めたもの。 それ以降、各種プロジェクトワーク、原稿の〆、クライアントとの面談、旅行の日程...
よもやま話、雑談

書き続ける持続的意思=コラムニストの命

秋といえば学会。とある学会に出すペーパー書きで忙しく日経ITProの連載コラムとブログはご無沙汰。 ペーパーは英語。どうしても英文ペーパーに没頭している時は、読みこむ文献も、紡ぎだすアウトプットも英語なので、英語アタマになってしまうことが...
ウェルビーイング/イノベーション

日刊工業新聞連載コラム「異見卓見」もくじ

約半年間連載していた新聞記事をまとめて、もくじにしておきます。拙論を発表する機会を与えていただいた日刊工業新聞さま、ありがとうございました(^∀^) 日ごろ、問題意識を持っていると自覚していることも、いざ、文章を書きはじめて記事原稿に...
札幌→知床岬人力移動記

札幌→知床岬人力移動記<総もくじ>

2012年の夏は大変クリエイティブなものでした。札幌から知床岬の最先端まで、すべて人力のみで移動するというアイディアを、自転車、シーカヤック、徒歩縦走という手段で実行に移してみました。 その記録です。 札幌から知床岬まで全行程人力移動の...
ケア/ウェルビーイング

『オーラルマネジメントに取り組もう 高齢期と周術期の口腔機能管理』

  今度、拙文を寄稿した本のナレソメはちょっと変わっている。なんとメーリングリストから生まれた本なのだ。 専門的な話はこの本に譲るとして、僕は、健康・医療サービス、サービス・イノベーション研究、分野横断的ものことつくりの専門家(?)とし...
ケア/ウェルビーイング

地域のケアリング・ハブを目指す愛媛大学医学部付属病院

<副病院長・看護部長の田淵さんらとともに> このところ年に数回脚を運んで、講演、コンサルティング、コンピテンシー、職務満足調査などの共同研究プロジェクトなどのソリューションを分かち合っている愛媛大学医学部付属病院。 写真は前回お邪魔...
ものつくり

近畿中央病院での講演@サンシティパレス塚口

ちょっと前の話(2012年3月17日)になるが、近畿中央病院から招待講演に呼ばれた。その近畿中央病院は、すぐ至近にある高額所得者(ストック面)向け介護付き有料老人ホームのサンパレス塚口と、「医介連携」を行っている。その流れで、近畿中央病...
ウェルビーイング/イノベーション

複雑系適応システムズ(complex adaptive systems)

複雑系適応システムズ・・・ 複雑性はそれを見る人の目のなかにある・・・と言われるように、システミックなモノゴトを見る時には「構え」が本質的に大事になってくる。 2011.3.11の3日前のことだ。東工大の木嶋先生に呼ばれて、THE ...
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