システム思考

システム思考

紀伊半島車軽4駆車中泊ツーリング

昨年の3月は、九州最南端の佐多岬から北上し延岡まで400kmくらいの自転車ツーリングを敢行したのだが、今年は、趣向を大いに変えて、研究旅行を兼ねて紀伊半島方面をセカンドカーの軽四駆自動車ハスラー(Hustler)で車中泊ソロツーリ...
コラボレーション科学

岡山城にシステム的な賢慮を見る

全国国立大学看護部長会という会に招かれて岡山医療センターで「ポストコロナ時代のウェルビーイング・リーダーシップ~心理的安全基地と挑戦を育む組織・人材開発」という講演をやってきた。 前の日は夕刻まで都内の大規模急性期病院で組織...
ものつくり

第4次産業革命:スキルのビッグシフト

トップティアのアメリカの大学、大学院はビジネススクールとSTEM(Science、Technology、Engineering、Mathematics)を融合させている。それによって、アメリカで目下巻き起こっている産業革命にフィッ...
コラボレーション科学

令和6(2024)年謹賀新年

明けましておめでとうございます。正月早々、能登半島の地震や羽田の航空機事故でぶっそうなことが続いているが、動乱が予見される世間の動向をにらみながらも、今年はアウトドアやアカデミックな目標に向けて歩み(走り)を進めたいものだ。 ...
コラボレーション科学

来年出版する英語の専門書の件

あっという間に年の瀬である。なので来年の展望のひとつについてちょっと記録として残しておく。(そうすることによってコミットせざるを得ない状況をつくるという意味もある) 来年は英語の学術専門書を1冊出版する予定だ。この本、世界中...
コラボレーション科学

自営型人材&起業家精神カテゴリー

浜松から帰ってきたその晩、ベンチャー企業を経営していた頃の仲の良い4人仲間(我社を卒後、3人は大学教授、1人は中小企業診断士として活躍中)が都内某所に集まってわっと忘年会をやった。共通の話題は人材開発、組織開発、ウェルビーイングな...
ウェルビーイング/イノベーション

このところ「ウェルビーイング」が増殖中

カナダからキャロル・オーチャード博士を読んで開いた国際会議にて ・・・と勢いの良いタイトルだが、なにも松下の幸福度が上がりつつあるということではなく、ウェルビーイング(心身の健康、幸福、人間的な豊かさ・・・)に関する講義、講...
ウェルビーイング/イノベーション

ポジティブ感情交流の場づくりがウェルビーイングを高める

このところ、講演会やワークショップで、ウェルビーイングをテーマにして場を創る機会が増えている。時勢でもあり時代の流れなのだろう。ウェルビーイングとは、健康と幸福を中心とした人間的な豊かさそのものだ。もちろん、人間的な豊かさの求め方...
システム思考

ひまわり

岩手県の煙山の西麓の矢巾町で偶然、遭遇したひまわり。太陽の方向に一斉に花をむける向日葵畑を、昼間太陽を背にしてしばし眺める。 「花はなぜ美しいか。ひとすじの気持ちで咲いているからだ」詩人の八木重吉は、こう書いている。 ...
システム思考

知的放浪者の旅、自転車、学問はwell being

鹿児島湾から望む開聞岳 学問と旅、そして自転車。これらは異質といえば異質だが、すべて好きでやっていることで、持続的な幸福・健康の底流みたいなものだ。これらが結びついたとき、心は自由を得て、存在としての「自己」は新たな発見と冒険の世界...
コラボレーション科学

「夫子の道は忠恕のみ」のシステム科学

論語(里仁第四)に曰く、夫子の道は忠恕のみと(里仁第四15)。 いはやはこの処世訓、人口に膾炙して久しいどころか、時代を越えて論語の一大中心命題を占めている。「忠」とは心の真ん中を貫くまごろころや意識の底にあるもの、あるいは...
ウェルビーイング/イノベーション

どうする、知恵?

データのネットワーク よくある階層モデルではなく、ネットワークモデルとシステム思考で知恵の出来上がり方を考えてみる。この図では、なにも意味しないランダムなガラクラの集まりがデータだ。ランダムなガラクラの集まりにラベルが張られて色分け...
コラボレーション科学

多職種連携のコラム連載が終了、その効果やいかに?

めっきり春めく日々を迎える弥生3月。そんななか、全6回の多職種連携に関する連載コラム執筆を終えた。とある商業誌からリクエストがあって応じたものだ。論文ではなく商業誌に乗せる事例紹介、雑談、エッセーの類でも書き始めれば創造的なアウト...
ウェルビーイング/イノベーション

Self-Organizationあるいは「自己組織性と社会」

新春早々、目が覚めるようなビックニュースに触れた。なんと、東工大時代の恩師の一人である今田高俊先生(東京工業大学名誉教授)が天皇皇后両陛下に講書始の儀でご進講されたのだ。 講書始の儀にて御進講されたテーマは「自己組織化の時代...
アントレプレナーシップ

Decision Makingあるいは意思決定・決断

2018年に振り仰いだデナリ山 2022年も年の瀬。ベンチャー企業の経営していたころの仲間が高田馬場で集まってワイワイ飲んだ。人生は意思決定や決断の連続だ。重い意思決定、軽い意思決定、その後の人生に大きな影響を及ぼすものもあれば、さ...
ものつくり

縄文のモノツクリに息づく「あそび&こだわり」=イノベーションの源泉

縄文時代の協働、協力は、どのような姿だったのだろうか?好奇心にまかせて、いま、こんなことをつらつらと調べている。調べたことを、ある雑誌に頼まれた連載記事に寄稿し、講演でもよく言及している。多職種連携や、人と人とが協力して、なにかを...
システム思考

平井遺跡から諏訪大社秋宮、尖石遺跡で「立柱祭祀」の起源を探る

松本で看護協会から依頼のあった講演を済ませてから、あたりの気になる場所をドライブしつつ探訪。地方への講演旅行は、こういうひと時があるとなしとでは雲泥の差だ。以前から気になっていた、塩尻から、諏訪、そして八ヶ岳西麓の縄文遺跡と諏訪大社秋宮で...
サービス思考

カナダ・オンタリオ紀行(5)深刻な看護師の大量離職

カナダにやってくる直前に、看護経済・政策研究学会の第12回学術集会で、会長講演なるものをした。テーマは、看護労働市場の特性と看護師人事諸制度の問題~看護経営学の視点から~。そんなこともあり、いい機会なので、オンタリオ州内の看護師不...
システム思考

診療報酬制度改定のたびに記事を書く

いろいろ忙しい毎日に加え、学外からの仕事も降ってくる。だから、また忙しくなる。商業誌の仕事はあまり受けないようにしているのだが、強く(というか上手に)頼まれればやはり断りきれない。出版社のほうも出版社で、断りにくいような面白い企画...
ウェルビーイング/イノベーション

拙著「多職種連携を推進するコラボレーション大全」を今月末上梓

謹賀新年。 過去3年間、科研費のおかげで亀のような歩みではあったが、まあ、いろいろと研究が進んだ。ひとえに、複数の共同研究病院の幹部の方々、分担研究者やカナダ、アメリカ、ヨーロッパに散らばっている国際共同研究者とのコラボレー...
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