サービス思考 カナダ・オンタリオ紀行(5)深刻な看護師の大量離職 カナダにやってくる直前に、看護経済・政策研究学会の第12回学術集会で、会長講演なるものをした。テーマは、看護労働市場の特性と看護師人事諸制度の問題~看護経営学の視点から~。そんなこともあり、いい機会なので、オンタリオ州内の看護師不... 2022.09.17 サービス思考システム思考人的資源開発社会科学
システム思考 診療報酬制度改定のたびに記事を書く いろいろ忙しい毎日に加え、学外からの仕事も降ってくる。だから、また忙しくなる。商業誌の仕事はあまり受けないようにしているのだが、強く(というか上手に)頼まれればやはり断りきれない。出版社のほうも出版社で、断りにくいような面白い企画... 2022.05.22 システム思考モノ書き経営学
ウェルビーイング/イノベーション 拙著「多職種連携を推進するコラボレーション大全」を今月末上梓 謹賀新年。 過去3年間、科研費のおかげで亀のような歩みではあったが、まあ、いろいろと研究が進んだ。ひとえに、複数の共同研究病院の幹部の方々、分担研究者やカナダ、アメリカ、ヨーロッパに散らばっている国際共同研究者とのコラボレー... 2022.01.08 ウェルビーイング/イノベーションコラボレーション科学サービス思考システム思考モノ書き人的資源開発社会科学
アントレプレナーシップ 松本ワンダーランド 長野県看護協会からシステム科学の視点で、医療看護の講演をしてほしいというリクエストがあったので、松本に行ってきた。5時間ぶち抜きの集中講演のあとは、テキストとして使用した拙著の和気あいあいのサイン会。ありがたいことです。講演は講演... 2021.12.18 アントレプレナーシップウェルビーイング/イノベーションコラボレーション科学システム思考医療サービスイノベーション
システム思考 商業出版=自己アバターづくりは複雑系ネットワークへの投資 大学に雇用されている研究者ならば、サバイバルのために論文の発表はもはやあたりまえというか必須。研究者にとってジャーナル論文の数(と質)はKPI(Key Performance Indicator)である。よって、3年間で論文0~1... 2021.10.31 システム思考モノ書き人的資源開発社会科学
よもやま話、雑談 唯識所変のIndra’s Net いいものを書けば読者の気持ちに響くものだ。読む方からすれば、いい本を読めばタメになる。響けば、明日からの行動も変わるかもしれない。「書く」と「読む」・・・これらの行為を通して、著者ー読者という二項的な図式を通り越して、読者は著者を... 2021.06.05 よもやま話、雑談システム思考スピリチュアリティ&宗教モノ書き
ケア/ウェルビーイング ハッピーな人はチームに協力する 医療従事者のwell-being(幸福感)が低下すると、ストレスや仕事の満足度が低下し、患者の安全性、患者満足度、コスト抑制にも悪影響をあたえる(Benzo et al., 2017)。 職場環境は、看護師が抱く主観的な幸福度はQ... 2021.05.15 ケア/ウェルビーイングコラボレーション科学サービス思考システム思考
コラボレーション科学 ネットワーク展開型組織のハイブリッド化 タコツボ積み上げ型組織としての病院は、縦割り組織で、全体最適よりも部分最適を目指しがちで、専門性という岩盤を軸にして経営、運営されることとなる。おおまかにいうと、7つの特徴がある。以下の7項目のうち、4つ以上あてはまれば、タコツボ... 2021.03.25 コラボレーション科学サービス思考システム思考人的資源開発医療サービスイノベーション
コラボレーション科学 タコツボ積み上げ型組織の病院 <積みあがったタコツボ> 最近、外部から依頼される講演のテーマでは、多職種連携、チーム医療、コラボレーションに関わるものが増えてきた。 なぜだろう? 科研費で、多職種連携、チーム医療、コラボレーションに関する論文や本を少... 2021.03.23 コラボレーション科学システム思考人的資源開発医療サービスイノベーション経営学
ウェルビーイング/イノベーション イノベーション創発はコラボレーションの進化レベルで決まる 出所:拙著「多職種連携とシステム科学」. 2020. p36 一言、チームといってもいろいろな種類がある。また、たんにチームを作るのではなく目的に応じて、チームをデザインするときのコツがある。企業、医療機関、大学の中でチームを創ると... 2020.12.16 ウェルビーイング/イノベーションコラボレーション科学システム思考人的資源開発医療サービスイノベーション技術経営経営学
コラボレーション科学 サイエンス・コミュニケーション <オチャメなお茶ビール> 秋は講演の季節だ。静岡駅のすぐ南側にある静岡県看護協会で講演をしてきた。前の晩には、静岡おでんをつまみながら、ご当地ビールの「お茶ビール」を堪能した。ビールのにが味の向こう側に、そこはかとなく緑茶の味わいが... 2020.10.30 コラボレーション科学システム思考社会科学食いもの
システム思考 「本」と”book”は同じか、いや違う "Health Informatics: Translating Information into Innovation"という書物の出版までなんとか漕ぎつけた。日本、カナダ、フランスなどの26名の研究者、実践者の協力を得て、Sp... 2020.10.01 システム思考モノ書き社会科学
ウェルビーイング/イノベーション 新著「多職種連携とシステム科学」上梓 (表紙) 科研費はありがたい。科研費研究で研究チームを創って、いろいろ仲間とわいわい・がやがやとコラボして、いくつかの病院と共同研究をして、データを集め、ガシャンと分析して、役割分担をしてシコシコと論文を書き、そして、論文がある程度... 2020.08.02 ウェルビーイング/イノベーションケア/ウェルビーイングコラボレーション科学システム思考モノ書き社会科学
ウェルビーイング/イノベーション ZOOM授業の利害得失 このところ、コロナ禍のため、授業、講演、学会の研究会もすべてZOOMでやっている。いや、やらざるを得なくなっている。3月には、えっ、ZOOMってなに?というくらい無知だったのが、大学のサポートやコミュニティなどいろいろなリソースを... 2020.07.17 ウェルビーイング/イノベーションサービス思考システム思考人的資源開発
コラボレーション科学 ソフトシステム方法論の思考と実践 木嶋恭一先生から寄贈本をいただいた。チェックランドの「Systems Thinking, Systems Practice」の翻訳が復刊本だ。35年前の1985年の翻訳メンバーによる堂々の復刊。いくつかの訳語が修正され、原著で増補... 2020.06.25 コラボレーション科学システム思考雑書放浪記 No book, No life
ウェルビーイング/イノベーション 新著SpringerNature医療情報学:情報をイノベーションに転換する →英語サイト この8月にSpringerNatureから出版される医療情報学の新著。 Springer東京オフィス、シンガポールのSpringerNature、カナダ、ブラッセル、日本に散らばる各章担当の研究者とコラボレーシ... 2020.04.27 ウェルビーイング/イノベーションシステム思考社会科学英語、語学
システム思考 新著・チーム医療と多職種連携のシステム科学の再稿ゲラ 昨年12月から執筆してきた本の原稿の再稿ゲラをチェックしている。ゲラはアナログの極致で、赤のボールペンで手書きで加筆修正を書き入れてゆく。デジタル化が急激に、幅広く浸潤している出版界隈だが、編集者と著者の間の、最終段階の作業は、ゲ... 2020.04.22 システム思考医療サービスイノベーション社会科学雑書放浪記 No book, No life
コラボレーション科学 坂東太郎を越えて茨城県立医療大学へ 茨城県立医療大学の全学FD会で多職種連携の話をしてくれ、という依頼があったので、1月の末に滔々と流れる坂東太郎(利根川)を越えて、たおやかな筑波山の山稜を愛でつつ、当地まで小さな旅を楽しんできた。去年、一回授業をしたので、茨城県立... 2020.03.28 コラボレーション科学システム思考人的資源開発
システム思考 COVID19の地域感染に備えて医療機関がただちに準備すべきこと 以下は、Johns Hopkins Universityの Eric Toner, MD, and Richard Waldhorn, MD がFebruary 27, 2020 の時点で公開した重要文書を訳出したものです。 COVID-... 2020.03.04 システム思考医療サービスイノベーション社会科学
システム思考 健康医療情報学の英語本 昨年、学術出版社のSpringer Natureから依頼されて書き進めてきた原稿が佳境にはいりつつある。2つのユニークな視点から描いて書いている。 ひとつめは、情報という視点。ヘルスケアのイノベーションを情報という視点から大... 2020.03.02 システム思考モノ書き医療サービスイノベーション英語、語学