Hironobu Matsushita|松下博宣 – 経営学、医療管理学、システム科学を架橋する知の遊行者
■専門領域と現在の活動
経営学・医療管理学・システム科学を専門とし、複雑系における組織変革や多職種連携の研究・実践に取り組んでいる。
東京農工大学大学院工学府教授、東京情報大学大学院・看護学部教授を経て、現在は文京学院大学大学院 福祉医療マネジメント研究科 特任教授。
■公務・公的貢献
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経済産業省・日本看護協会 医療生活産業創出調査研究事業 有識者会議委員(2012年4月~2013年3月)
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国際協力機構・国立国際医療研究センター コンゴ民主共和国における保健行政戦略マネジメント導入支援(2012年1月~6月)
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国際協力機構・国立国際医療研究センター スリランカ等の途上国における患者中心のサービス実現に関する研究(2011年4月~7月)
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内閣府経済社会総合研究所 社会イノベーション研究WG委員(2008年4月~2009年3月)
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千葉県情報産業振興委員会委員(2007年4月~2008年5月)
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千葉県産学官連携推進委員会委員(2004年4月~2005年、1996年~1997年3月)
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日本訪問看護振興財団 訪問看護ステーション経営部会委員
■実務と学術をつなぐキャリア
米国の世界的コンサルティングファーム Hay Management Consultants(現 Korn Ferry)に9年間勤務(1988–1997)。
その後、CareBrains, Inc. を創業し、上場企業に売却・エグジット。
コンサルティングは日本全国300以上の医療機関に加え、欧米の多国籍企業・政府系機関にも及ぶ。
国内外での講演・ワークショップは600件を超える。教育・研究では、経営・医療管理・システム科学を横断的に推進。
■学歴と国際フィールド経験
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早稲田大学商学部卒業
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米国コーネル大学大学院 Policy Analysis & Management および Sloan Program in Health Administration 修了(M.Sc.)
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東京工業大学大学院 社会理工学研究科価値システム専攻 博士(学術)
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フィンランド・ヘルシンキ大学にて医療マネジメントのインターンシップ
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在学中に北米横断フィールドワークを実施し、ナバホ族・ホピ族から学ぶ
■冒険と実践知
学生時代よりアウトドア探検に熱中。
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鹿児島・佐多岬まで全62泊を自転車で往復
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1980年、インド・デリーからネパール・カトマンズまで約2,000kmを走破し、ヒマラヤ・カラパタル峰(標高5,600m)登頂
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2012年、札幌から知床岬先端まで約1,000kmを自転車・シーカヤック・徒歩で縦断
自転車・ランニング・断食・メディテーションを組み合わせた独自の健康法を探究中。
自転車探検では世界50カ国を訪問。スリランカやコンゴ民主共和国では保健医療行政支援にも従事。
■表彰・社会貢献
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1998年 早稲田大学主催 国際ベンチャーマッチング大会 優秀ベンチャー社長賞
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1999年 全国自治体病院学会 医療経営変革に対する感謝状
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2000年 東洋経済「日本を代表する経営コンサルタント」にノミネート
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経済産業省・千葉市・マイクロソフトなどから多数の産学連携・起業支援賞を受賞
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NPO法人 国際社会起業サポートセンター理事、内閣府研究会委員、看護経済・政策研究学会理事などを歴任。
■主な著書(抜粋)
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『看護経営学』(全4版、日本看護協会出版会)
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『創造するリーダーシップとチーム医療』(日本医療企画)
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『多職種連携とシステム科学』(日本医療企画)
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『医療看護イノベーション』(メディカ出版)
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Health Informatics: Translating Information into Innovation(Springer, 2020)
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Innovative Collaboration in Healthcare(Springer, 2025・共編)
ほか著書・共著・編著は20冊以上。
■メッセージ
知識の体系化と現場実践をつなぐこと。越境する問いと思索が、医療や社会の新しい可能性を拓く。学術探究も旅も、常に「未踏」に向かって歩みを止めない姿勢を大切にしている。