経営学

ウェルビーイング/イノベーション

Innovative Collaboration in Healthcare (Translational Systems Sciences, 33)

科研費で国際共同研究をやっているときのことだ。共同研究者のウェスタン大学のキャロル・オーチャードとZoomで雑談しながら、これらからのコラボレーションは、人間と人間とのコラボレーションもさることながら、人間と人工知能によって駆動さ...
ケア/ウェルビーイング

勤労感謝の日に懲りずに勤労講演

勤労感謝の日。勤労に感謝しつつ、たっぷり休養を取りポジティブなエネルギーをチャージして労働力を提供する準備をする日、それが勤労感謝の日だそうな。 ところが、今日は休日どろこではなくZoomで講演に駆り出された。いやはや。休日...
ウェルビーイング/イノベーション

ヘルスケア経営学の試論

システム科学、制度派経済学、新制度派経済学、イノベーション理論の知見を援用して、筆者のオリジナルセオリーとしてヘルスケア経営学を試しに構想してみる。医療管理学や看護管理学と異なることは、それらがタテ割の医療や看護のみを対象...
システム思考

ヘルスケア経営学の構想

拙著「医療看護イノベーション」を上梓したのは、もう7-8年前のことだ。そのちょっと前まで東京農工大学の技術経営研究科(Management of Technology)という大学院で教鞭を執っていたので、そこでヘルスケア分野のイノ...
ウェルビーイング/イノベーション

人財獲得・開発の競争激化とウェルビーイング文化

ウェルビーイング増進を本気でやっているUniversity Hospitals Cleveland Medical Center 日本の労働人口がやせ細るように減少する中で、成長する会社や病院が優秀な人材を採用することがますます難し...
ウェルビーイング/イノベーション

多職種連携の本質やいかに?!

来週広島に飛んで行って看護系の学会で講演をする。この学会をオーガナイズしている知り合いの教授から「多職種連携の本質」について話してくれと頼まれ、宮島観光という甘い誘惑もあり、数か月前に安請け合いしてしまったのだ。とはいえ、よくよく...
コラボレーション科学

多職種連携(チーム医療)X TQC X データサイエンス

診療報酬制度の中でチーム医療や多職種連携は、次々と点数が加点されている。ところが、多くの医療機関では多職種の頭数を揃え、定例的な会議を行うといった形式の整備だけで終わってしまっているケースがほとんどだ。 それでいいのだろうか...
コラボレーション科学

チームワークの本質は自己組織性とコラボレーティブ・リーダーシップ

システム科学でいう自己組織性(self-organization)は、組織が外部からの指示や制御によらず、自らの意思に基づいて自律的に行動し自己変化する能力のこと。自己組織性は、動的な組織ガバナンス、草の根イニシアティブの形成、お...
ものつくり

第4次産業革命:スキルのビッグシフト

トップティアのアメリカの大学、大学院はビジネススクールとSTEM(Science、Technology、Engineering、Mathematics)を融合させている。それによって、アメリカで目下巻き起こっている産業革命にフィッ...
コラボレーション科学

令和6(2024)年謹賀新年

明けましておめでとうございます。正月早々、能登半島の地震や羽田の航空機事故でぶっそうなことが続いているが、動乱が予見される世間の動向をにらみながらも、今年はアウトドアやアカデミックな目標に向けて歩み(走り)を進めたいものだ。 ...
コラボレーション科学

自営型人材&起業家精神カテゴリー

浜松から帰ってきたその晩、ベンチャー企業を経営していた頃の仲の良い4人仲間(我社を卒後、3人は大学教授、1人は中小企業診断士として活躍中)が都内某所に集まってわっと忘年会をやった。共通の話題は人材開発、組織開発、ウェルビーイングな...
コラボレーション科学

多職種連携のコラム連載が終了、その効果やいかに?

めっきり春めく日々を迎える弥生3月。そんななか、全6回の多職種連携に関する連載コラム執筆を終えた。とある商業誌からリクエストがあって応じたものだ。論文ではなく商業誌に乗せる事例紹介、雑談、エッセーの類でも書き始めれば創造的なアウト...
システム思考

診療報酬制度改定のたびに記事を書く

いろいろ忙しい毎日に加え、学外からの仕事も降ってくる。だから、また忙しくなる。商業誌の仕事はあまり受けないようにしているのだが、強く(というか上手に)頼まれればやはり断りきれない。出版社のほうも出版社で、断りにくいような面白い企画...
コラボレーション科学

タコツボ積み上げ型組織の病院

<積みあがったタコツボ> 最近、外部から依頼される講演のテーマでは、多職種連携、チーム医療、コラボレーションに関わるものが増えてきた。 なぜだろう? 科研費で、多職種連携、チーム医療、コラボレーションに関する論文や本を少...
ウェルビーイング/イノベーション

イノベーション創発はコラボレーションの進化レベルで決まる

出所:拙著「多職種連携とシステム科学」. 2020. p36 一言、チームといってもいろいろな種類がある。また、たんにチームを作るのではなく目的に応じて、チームをデザインするときのコツがある。企業、医療機関、大学の中でチームを創ると...
人的資源開発

コンピテンシー理論の隠微な裏側

<コンピテンシー理論を生んだマクレランド博士> 救急看護学会の学術会長の浅香えみ子さんとご縁があり、この学術集会に呼ばれて2つの話をしてきた。 そのひとつが「多職種連携協働のための コンピテンシー:T型人間のすすめ 」という...
ものつくり

近畿中央病院での講演@サンシティパレス塚口

ちょっと前の話(2012年3月17日)になるが、近畿中央病院から招待講演に呼ばれた。その近畿中央病院は、すぐ至近にある高額所得者(ストック面)向け介護付き有料老人ホームのサンパレス塚口と、「医介連携」を行っている。その流れで、近畿中央病...
アントレプレナーシップ

院内起業家だらけのワクワク府中病院

(2012/02/03 医療サービスマネジメント調査でインタビュー) 病院っていうのは、ワクワクするような所ではない。医療崩壊が喧伝される昨今、そこで働く医療スタッフも疲れ気味だ。でも、生長会府中病院のスタッフはとてもイキイキしている...
ケア/ウェルビーイング

アメーバになった病院

(2012/2/03医療サービスマネジメント調査のためインタビュー) まさか、病院という建物がアメーバのように半透明になったわけではない。 松下記念病院は、京セラ式の「アメーバ経営」を独自に医療機関向けにカスタマイズした手法をフル活...
人的資源開発

入門から応用へ 行動科学の展開―人的資源の活用

以前アマゾンに書いておいた書評をコピペ。 <以下貼り付け> この本のスタンスは人的資源の管理ではなく活用。日本では"One Minute Manager"などで有名だが、この本ははるかに学術的でかつ網羅的。 ブランチャード先生はコ...
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