紀伊半島車軽4駆車中泊ツーリング

昨年の3月は、九州最南端の佐多岬から北上し延岡まで400kmくらいの自転車ツーリングを敢行したのだが、今年は、趣向を大いに変えて、研究旅行を兼ねて紀伊半島方面をセカンドカーの軽四駆自動車ハスラー(Hustler)で車中泊ソロツーリングをやってみた。期間は1週間である。おいおい車中泊ツーリングで探訪した神社仏閣、自然の風景、心象などまとめてみたいが、今回は、車中泊ツーリングと自転車ツーリングを比較してみよう。

Hustlerとは本来、遊び人、ヨタモノ、放浪者、やり手、勝負師というほどの含意をもつ。まぁ、抜き差しならぬ放浪癖がある自分にとっては名実ともに合致した車種ではある。

サイクリストがクルマなんぞに乗って車中泊ツーリングとはなにごとぞ?!という自己批判がないわけでもない。ようは、移動するハードシステムの自転車が自動車か、つまり「転」と「動」の一文字のみを変えてみて、遊びココロに端を発して移動手段の多様性を身の丈にあわせて自由に追求してみたということである。

①クルマは移動する鉄製テント

ランドナー自転車でキャンピングする場合、最低限テント、軽量エアマット、寝袋の3点セットは必須の装備。いっぽうクルマは、それ自体が移動する鉄製テントみたいなものだ。しかも鉄製テントのなかにいながらにしてそれを運転して移動するというシロモノがクルマ。助手席側を常時フルフラットにしてるので、いつでもどこでもごろんと寝転がれば休息もできるし、昼寝もできる。

パソコンを携行しているので、電気をクルマから確保してネットにつなげば、そのスペースでちょっとした仕事も十分こなせる。クラウドストーレジにぶち込んであるファイルを開いたり、メールのやりとりなどモバイルワークをしながら旅ができるというわけだ。

②一日の距離が圧倒的に伸びる

自転車はせいぜい1日にがんばっても150kmくらいだ。1週間を平均すると80km~100kmくらいだろう。自転車では嵐にでも遭遇すれば停滞を余儀なくされるが、クルマは車内の環境と車外の環境が明確に区分されるので雨風をしのぎつつ移動できる。しかも一日300kmを軽く走破することができる。

自転車では暗くなってからのサイクリングはやらない。ところがクルマは暗くなってからも苦も無く移動して距離を稼げる。この違いは、移動の柔軟性と機動性という点では決定的だ。夏の自転車ツーリングの場合、遅くても午後4時にはキャンプ場に到着し、テントを設営し、それから温泉に入って飯を料理して食べて(買い食いもあり)、あとは寝るだけだ。つまり自転車では午後4時以降の異動はご法度だが、クルマではその制約が除外されるのだ。

③膨大な物資を積載できる

自転車ツーリングは重さとの勝負だ。17年連続で夏の北海道を自転車ツーリングしたいたビフォー・コロナ時代はテント、寝袋、マット、食料、コッヘルだけで10kgになってしまい、チェア、食事用のミニテーブル、ランタンなどはそれらの重さのため装備からは除外。ところが、軽自動車ではほとんど重さに神経質になることなく多様な装備を後部スペースに搭載することができる。

今回は、自転車では絶対に積載できないアイテムを多数余裕で積み込むことができた。パソコン、電源、仕事用のチノパン、Yシャツ、ジャケット、革靴はおろか、8mm空気入れ式マットレス、毛布2枚、サンダルなどだ。今回創意工夫を凝らしたのが助手席再度のフルフラット環境づくりだ。

いろいろな検討を加え、チョイスしたのが自宅の書斎兼ガレージに導入した、VENTLAX キャンプマット エアーマット インフレーターマット アウトドア 極厚 8cm 特大バルブ2個搭載 波状ウレタン。フルフラット環境を容易に作ることができ、かつ8cmも空気の層を確保できるので下部からの冷気の侵入を防ぐことができた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました