コラボレーション科学

アメリカ

Scientific Meditationあるいは科学的瞑想で一隅を照らす?

このところ、各地の看護協会や病院で瞑想ワークショップを提供することが増えた。アカデミックな根拠に立脚する技術(アート)を医療の現場やそれをたばねる医療系の職能団体にたいしてアウトリーチする活動だ。 東京都立墨東病院で、多職種...
ウェルビーイング/イノベーション

ヘルスケア経営学の試論

システム科学、制度派経済学、新制度派経済学、イノベーション理論の知見を援用して、筆者のオリジナルセオリーとしてヘルスケア経営学を試しに構想してみる。医療管理学や看護管理学と異なることは、それらがタテ割の医療や看護のみを対象...
ケア/ウェルビーイング

厳島神社の対岸で講演&パネル

日本赤十字広島看護大学で開催された第25回日本赤十字看護学会学術集会で、「多職種連携の本質 協調的リーダーシップとウェルビーイング(自己組織性)」について招待講演とパネルディスカッションを行ってきた。 ここ数年の研究成果が学...
ウェルビーイング/イノベーション

多職種連携の本質やいかに?!

来週広島に飛んで行って看護系の学会で講演をする。この学会をオーガナイズしている知り合いの教授から「多職種連携の本質」について話してくれと頼まれ、宮島観光という甘い誘惑もあり、数か月前に安請け合いしてしまったのだ。とはいえ、よくよく...
コラボレーション科学

多職種連携(チーム医療)X TQC X データサイエンス

診療報酬制度の中でチーム医療や多職種連携は、次々と点数が加点されている。ところが、多くの医療機関では多職種の頭数を揃え、定例的な会議を行うといった形式の整備だけで終わってしまっているケースがほとんどだ。 それでいいのだろうか...
コラボレーション科学

チームワークの本質は自己組織性とコラボレーティブ・リーダーシップ

システム科学でいう自己組織性(self-organization)は、組織が外部からの指示や制御によらず、自らの意思に基づいて自律的に行動し自己変化する能力のこと。自己組織性は、動的な組織ガバナンス、草の根イニシアティブの形成、お...
コラボレーション科学

朝護孫寺と厩戸の王

朝護孫寺の仏塔 昨夜は三輪山登拝の後、あの阿修羅に対面するために興福寺、そして薬師寺とまわってから奈良に住んでいる旧友と会ったりした後、信貴山の麓にある「音の花温泉」という味わい深くもあり庶民的な雰囲気の温泉でひと風呂浴びて...
コラボレーション科学

岡山城にシステム的な賢慮を見る

全国国立大学看護部長会という会に招かれて岡山医療センターで「ポストコロナ時代のウェルビーイング・リーダーシップ~心理的安全基地と挑戦を育む組織・人材開発」という講演をやってきた。 前の日は夕刻まで都内の大規模急性期病院で組織...
コラボレーション科学

令和6(2024)年謹賀新年

明けましておめでとうございます。正月早々、能登半島の地震や羽田の航空機事故でぶっそうなことが続いているが、動乱が予見される世間の動向をにらみながらも、今年はアウトドアやアカデミックな目標に向けて歩み(走り)を進めたいものだ。 ...
コラボレーション科学

来年出版する英語の専門書の件

あっという間に年の瀬である。なので来年の展望のひとつについてちょっと記録として残しておく。(そうすることによってコミットせざるを得ない状況をつくるという意味もある) 来年は英語の学術専門書を1冊出版する予定だ。この本、世界中...
コラボレーション科学

自営型人材&起業家精神カテゴリー

浜松から帰ってきたその晩、ベンチャー企業を経営していた頃の仲の良い4人仲間(我社を卒後、3人は大学教授、1人は中小企業診断士として活躍中)が都内某所に集まってわっと忘年会をやった。共通の話題は人材開発、組織開発、ウェルビーイングな...
ウェルビーイング/イノベーション

ポジティブ感情交流の場づくりがウェルビーイングを高める

このところ、講演会やワークショップで、ウェルビーイングをテーマにして場を創る機会が増えている。時勢でもあり時代の流れなのだろう。ウェルビーイングとは、健康と幸福を中心とした人間的な豊かさそのものだ。もちろん、人間的な豊かさの求め方...
コラボレーション科学

「夫子の道は忠恕のみ」のシステム科学

論語(里仁第四)に曰く、夫子の道は忠恕のみと(里仁第四15)。 いはやはこの処世訓、人口に膾炙して久しいどころか、時代を越えて論語の一大中心命題を占めている。「忠」とは心の真ん中を貫くまごろころや意識の底にあるもの、あるいは...
ウェルビーイング/イノベーション

どうする、知恵?

データのネットワーク よくある階層モデルではなく、ネットワークモデルとシステム思考で知恵の出来上がり方を考えてみる。この図では、なにも意味しないランダムなガラクラの集まりがデータだ。ランダムなガラクラの集まりにラベルが張られて色分け...
コラボレーション科学

多職種連携のコラム連載が終了、その効果やいかに?

めっきり春めく日々を迎える弥生3月。そんななか、全6回の多職種連携に関する連載コラム執筆を終えた。とある商業誌からリクエストがあって応じたものだ。論文ではなく商業誌に乗せる事例紹介、雑談、エッセーの類でも書き始めれば創造的なアウト...
ものつくり

縄文のモノツクリに息づく「あそび&こだわり」=イノベーションの源泉

縄文時代の協働、協力は、どのような姿だったのだろうか?好奇心にまかせて、いま、こんなことをつらつらと調べている。調べたことを、ある雑誌に頼まれた連載記事に寄稿し、講演でもよく言及している。多職種連携や、人と人とが協力して、なにかを...
ウェルビーイング/イノベーション

グローバル研究エコシステムのコラボレーション

この数年間、科研費でヘルスケアの多職種連携の研究を進めている。科研費で共同研究病院を開拓し、調査用の尺度を活用してサーベイ・システムを作り、データを集め、内外の研究メンバーでデータベースを共有し、役割分担を決めて日本語や英語の論文...
ウェルビーイング/イノベーション

多重課題、多重タスクをしのぐ7月

(7月は上高地あたりを散策したいものだが、さにあらず・・・) 梅雨明けの酷暑がいったんは納まり、しのぎやすくなった。だが忙しい。どうして、オレはこんなにも忙しいのだろう、と思ってしまう。大学時代の同じクラブにいた旧友たちは、のきなみ...
ウェルビーイング/イノベーション

拙著「多職種連携を推進するコラボレーション大全」を今月末上梓

謹賀新年。 過去3年間、科研費のおかげで亀のような歩みではあったが、まあ、いろいろと研究が進んだ。ひとえに、複数の共同研究病院の幹部の方々、分担研究者やカナダ、アメリカ、ヨーロッパに散らばっている国際共同研究者とのコラボレー...
コラボレーション科学

富士山 、冬至、ゆず湯

3年もの長きにわたっての共同研究病院である富士宮市立病院で科研費研究のワークショップ。ありがたいことです。今年も、アクション・リサーチの一環として研究成果をフィードバックして、3人の気心の知れた分担研究者(医学Ph.D.X2+シス...
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